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2019.03.19 Tuesday
エクスプローラージーンズ3種、どれを選ぶ??:KUSHITANI名東店

先日富山在住のブログ読者の方よりメールを頂きました。

 

「エクスプローラージーンズの3種類の違いを解説して欲しい」という旨の内容です。

 

なるほどなるほど。

昨年まではエクスプローラージーンズのバリエーションは大まかに二種(メッシュとレディース除く)。

 

ノーマルとライドでした。


しかし今期に「ネオ」が新型として追加されてから同じ疑問をお持ちの方も多いことでしょう。


それではこれを機会に記事として解説いたしましょう。
(ご本人さんには同じ内容のメールを返信しておりマス)

まずは全てのベースとなった最も歴史が長く、最もベーシックな「EX-1216」です。


シルエットはオーソドックスなストレートタイプです。

何でも設計時にはリーバイス501をバラして型取りした・・・みたいな話を漏れ聞いた記憶があるのですが、エクスプローラー系の最初期モデル(EX-413)が出たのはもう25年近く前の話になりますので事の真偽は定かではありません。


ただしカジュアルのデニムジーンズのストレートを範としていることは間違いなく、カッティング上ではオートバイ用の工夫というのは基本的にゼロです。

あくまでも「ストレートジーンズのシルエット」にこだわりたい方はこれを選ぶと間違いありません。


ただしカジュアルのストレートジーンズも時代とともに微妙にシルエットを変えているのと同様、このEX-1216も、前モデルのEX-413からマイナーチェンジする際に、股上を2センチ浅くする等のシルエットの修正が行われています。

さて。
このエクスプローラージーンズ(発売時はカントリージーンズ)は、まずはこのワンアイテムのみでのスタートだったのですが、発売と同時に大ヒットとなりました。

しばらくはこのストレートタイプのみで問題なかったのですが、この履き心地や汎用性はそのままにもうちょっとライディング用機能を付加したモデルが欲しい・・・というご要望にお応えしたのが「ライド」です


このモデルは分かりやすく、「ライディング向けの立体裁断」が施されています。

この辺りのノウハウの蓄積はクシタニには十二分にあります。
オートバイに跨った時のフィット感と動きやすさは、ノーマルモデルとは一線を画すものがありました。


ライドの初期モデルは、前身パーツは3枚構成でしたが、二代目の「EX-1217R」は2枚構成になりました。
カッティングの工夫で2枚構成でも3枚構成と同様の効果を実現することが出来ての仕様変更でした。


しかしノーマルよりもパーツが多いことに変わりはなく、そうなるとステッチも増え、「見た目のジーンズっぽさ」はスポイルされてしまいます。
そこでこの「ライド」はステッチが目立ちにくいグレー系の暗い色が採用されています。

そしてこのライドは、ノーマルに比べて股上が2cm浅くなっています。


ライドの股上がノーマルより浅いのは、あくまでも「ライディング時に腹部への食い込みを軽減するため」の処理です。
つまり「ライディング向けのカッティングを追求した結果として」なわけですね。

ノーマルとライドと二種類だった頃、両者の違いを「通常の股上とローライズの違いという誤解」をよく生んでしまっていましたが、ライドの股上が浅いのは上記の理由からです。

旧モデル時代(EX413とEX417R)は、両者の股上の差は4センチでしたが、ノーマルがモデルチェンジの際に股上を2センチ浅くしましたので、現在の両者の差は2センチです。

さてそれでは最後に最新モデル「ネオ」です。


こちらは基本的にノーマルのEX-1216がベースになっています。

一見膝パット風の切り返しが目立ちますのでライドに近い印象を受けますが、裁断そのものはストレートです。


しかしこの膝パット部分のパーツは、上から載せて縫い付けている(叩き付け)わけではなく、ここだけ別パーツとして、太もも部分のパーツと膝下のパーツと連結されています(切り替えし)。

したがって、見た目だけではなく膝の動きやすさには寄与しています。

ライディング時の動きやすさで言えば、ノーマルとライドの中間・・・といった感じでしょうか?

カタログなどでは「裾にテーパーがかかっている」という表記がされておりますが、裾幅の差はノーマルに比べてマイナ2センチです。


もちろん細身にはなっておりますが、その差2センチですとスキニーやスリムほどの「際立った細さ」ではありません。

そしてライドとは違い、このネオは、ノーマルと同じく目立つオレンジ系のステッチを使用しています。


これこそがこの「ネオ」のアイディンディティでもありますね。


つまりライドとは真逆に「ライダーっぽさ」をあえて全面に打ち出しているのが特徴です。

これは一般のカジュアルの世界でも「バイカーズファッション」というのがひとつのジャンルとして確率したことに起因した商品展開なのです。

昨今バイクに乗らない人も、ファッションの一部としてライダーススタイルというものを着るようになりました。
これは「パイロットじゃないけど、フライトジャケットをファッションとして着用する」のと同じ現象と言えるかもしれません。

そういう「ファッションとしてのバイカーズスタイル」を、謂わば「本当のライディングウエアに逆輸入した」のがこのネオの位置づけ・・・というのが分かりやすい解説かもしれません。


以上のことをあらためてまとめますと下記の通りになりますでしょうか?

「より普通のジーパンっぽい外観が好み」→ノーマル
「少しでもオートバイに跨った時に最適化されたモデルが欲しい」→ライド
「バイカーズファッションとしての主張が欲しい」→ネオ

参考になりましたか?

またこんなちょっとした疑問があればお気軽にメールにてお問い合わせくださいね!
バッチリ掘り下げて解説いたします!!(でも長文が帰ってくるよ!w)
| kushitanimeit | - | 23:22 | - | - | pookmark |