Calendar
SunMonTueWedThuFriSat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>


New Entries
Archives
Categories
Profile
Mobile
qrcode
Admin
Seach this site
2019.06.09 Sunday
GPRメッシュグローブ当て革修理:KUSHITANI名東店

以前お客さんのツーリンググローブ当て革修理の工程をブログにアップしましたところ、また別のお客さんから依頼をいただきました。

 

モノは今となっては希少な「GPRメッシュグローブ」です。

 

GPSベースのメッシュVerは毎年出していますが、GPRベースは確かワンシーズンしか出してなかったんじゃないでしょうか?

 

症状としましては、小指と薬指のザイロン素材がベタつきてきた・・とのことです。

 

そこでそのザイロンを外して適当に革を貼り付けてもらえないか・・・と本社に依頼したところ「修理不能」で返却されてきました。

 

理由は下図の通りです。

 

 

分かりますかね???

 

実は指のパットの本体への縫い付けは、ズズズーーっと一本のステッチで縫われてるんですよ。人差し指から小指まで。

 

ですのでそこを一か所でも切ってしまうと、そこから全体にホツれてくるリスクがあるのです。

 

本社工場としましてはそういうリスクを背負った修理は当然受けられません。

 

うむ。じゃあウチでやりますか・・・・

 

最初はそのステッチを切らずに、ザイロンパッチと引き剥がそうと思ったのですが、さすがザイロンですwww

強靭過ぎて叶いませんでした。

 

そこでステッチを切ってパッチを外していきます。

 

 

中にプロテクターとしてスポンジが入ってました。

 

切り外したパッチを元に、新しく貼り付ける革の型取りをします。

 

 

ちなみに問題となった切断したステッチの末端は、焼く→アロンアルファで固める→上から新しい革パッチで押さえる・・・という工程で極力ホツれる要因を軽減していきます。

 

 

前回お受けした修理はステッチが黒だったため、特にステッチを入れずにそのまま貼り付けても差が目立ちませんでしたが、今回のグローブはステッチがゴールドです。

 

そのまま貼ったのでは他の指との差が目立って違和感が増してしまう恐れがあります。

 

そこで切り出した当て革パーツに飾りステッチを入れていきます。

 

 

 

 

ふむふむ。これならそんなに違和感無さそうだね。

 

 

ではその当て革パーツにペタペタとボンドを塗り付けていきます。

ちなみにボンドは特殊なものではなく、どこのホームセンターにも売っているG17です。

 

 

 

貼り付けます。

 

 

うん。まずまずの仕上がりなんじゃないかしら?我ながらw

 

左が加工済み。右が加工前です。

 

 

片方やったところで今日は根気切れww

 

夏本番までにはもう片方も仕上げたいと思っています。

 

こういうのも手を付け始めちゃえばすぐなんですけど、中々腰が上がらないんですよww

 

まあ接着だけですので「今後これであと5年使える!」とかそういう修理でもないんですけど、似たようなことでお悩みのお客さんで、とりあえずあと1〜2シーズンは持たせたいなぁ・・・なんて場合は是非お気軽にご相談くださいませ。

 

 

| kushitanimeit | - | 19:49 | - | - | pookmark |