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2019.09.02 Monday
2019夏 四国サイクリング エピローグ:KUSHITANI名東店

今年のサイクリングを終えた直後の感想は、「結構しんどかった・・・」というのが正直なところです。

 

四国は山国ですのでアップダウンが多かった・・・ってのももちろん一因かもしれません。

 

走行距離は一日80km以下に抑えていたにも関わらず、結構毎日ヘトヘトでした。

 

実は今回のサイクリング、まとまった距離を走るサイクリングとしてはほぼ1年振りです。

そして、キャンプ道具フル装備のキャンプツーリングとしてはほぼ5年振りとなります。

 

自転車そのものは週に4日ほど通勤で乗っています(往復18km)ので、自転車に乗る筋力などが衰えてるってことも無いと思っています。

ましてや、昨年ボルダリングを始めてからというもの、体重も体脂肪率もここ20年で最低の数値を保っています。

 

つまり身体はそれなりに鍛えている自覚はありますし、衰えのような物も実感としては感じていません。(そもそも僕は若い頃からそんなに体力はありませんのでww、あんまり衰えようもないのです)

 

やっぱり「ツーリング勘」みたいなものが鈍っているのでしょう。

いくら日常的に自転車に乗っていても、通勤とツーリングではやはりペース配分や気持ちの持ち方一つとっても似て異なるものです。

 


坂道に喘ぎながら、「年齢のせいじゃない!断じて歳のせいにはしない!」と荒い息づかいのなかで自分に言い聞かせていましたwww

しかしまぁそれを差し引いても四国は大変魅力的な土地でした。

四国は以前1年間住んでいましたが、その頃はあまりあちこちには出かけていませんでした。
当時の僕にとって、四国は「一刻も早く脱出したい閉鎖空間」でしかありませんでしたし。

また、仕事柄3連休とか4連休とかの「ほど良い連休」が取れないため、なかなか四国には足が向きませんでした。(一週間単位の長期連休の場合、どうしても北海道や東北、九州などの遠隔地に行ってしまいますし)

オートバイなら、夏の長期連休に四国に行くってことはなかったかもしれません。

僕にとって「行きそうで行かなかった四国という土地」は自転車でゆっくり周るにはふさわしい土地でした。
もちろんこのタイミングで四国でキャンプミーティングが開催されたことは大いに背中を押したことは間違いありません。

2000年代前半、毎年のように北海道に行き、その異国的な風景に魅せられながら、その一方で僕が希求してやまなかったのは「日本の原風景」です。

しかも「正しい日本の夏の景色」です。

緑はあくまでも濃く、川は澄んで水量も豊かで、人々はどんなに狭い土地にも田畑を耕し、照りつける太陽の中で蝉の声がうるさいくいらに降り注ぐ・・・・


もちろん愛知県でもそういった景色は見られます。

しかし四国はそれが何段も「濃い」のです。

狭く曲がりくねった峠道を息を切らせて登っていくと、鬱蒼と茂った森の合い間から、どこまでも青い渓流が滔々と岩を削る様が遥か眼下に見下ろせる・・・

そんな景色を随所で見せてくれました。


山肌を伝う流れ込みからボトルに注いだ冷水をドバドバと頭からかぶり、フーッと息をつけば、川と風の音しか聞こえない静寂の中に時々鳥が鋭い声をあげる。

これこそが僕の求めていた「日本の夏の原風景」でした。

暑さにヘロヘロになり、坂道にヘロヘロになり、空腹にヘロヘロになった旅ですが、今こうして2週間も経ってしまうとはやり全ては陶然とした思い出に変換されつつあります。

それがやはり(毎年書いてますが)夏という季節だけがもつマジックなのでしょう。

今年もたくさん宿題を残した旅でした。
四国カルストはその筆頭です。

それじゃあまた来年の夏は四国に行ってリベンジすることを誓ってるのか?と言えばそうでもないんです。
やっぱり夏なんですから、その時、その瞬間に気持ちがジリジリすることに従うのが作法でしょう。

来年の夏のことはまた来年に考えるとして、それまでは「今の季節にしか楽しめないこと」に心躍らせながら一年間のカウントダウンを開始したいと思います。


長きに渡ったレポートにお付き合いありがとうございました!

「2019年夏 四国サイクリング」了。
| kushitanimeit | - | 19:40 | - | - | pookmark |