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2019.10.07 Monday
サヨナラ金田さん:KUSHITANI名東店

僕らの子供時代は、見る方でもやる方でも野球というのは最大の娯楽だったのですが(他にあんま娯楽が無かったしね)、僕にその基礎を叩き込んだのは、無類の野球好きであると同時に、強烈な長嶋原理主義者であった母の手によってです。

 

今考えれば滑稽な光景ですが、僕に野球のルールを図解付きで教えてくれたのは母でした。

 

そして母は、立教時代からの熱狂的な長嶋ファンで、当然のように強烈な巨人ファンでした。

 

僕はその英才教育を受けたお蔭で、未だにV9時代の巨人のことに関してはかなり詳しいと自負しています。

(当時の背番号10番が誰だったかなんて誰か答えられるかい?)

 

その偏向した野球観を僕に植え付けた母は、いつも金田のことになると複雑な表情を浮かべました。

 

長嶋のエピソードを語る時、「デビュー戦4打席4三振」のことに触れない人はいなかったからです。

 

母にとって金田とは、その屈辱のデビューを「いつまでもネタにして稼いでいる人」でしかなく、それが大投手金田に貼ったレッテルでしたwwww(酷い話だw)

 

「確かに凄いピッチャーだったけどねぇ・・・」の後に、必ず何がしか理由をつけてディスるのが母の作風で、「400勝っていうけど、勝利欲しさに強い巨人に移籍してきたんだから勝てて当たり前」的なことも(小学生の僕相手にww)よく言っていました。

 

しかし調べてみれば400勝のうち、350勝までは弱小球団だった国鉄で上げているのです。

 

晩年まで、プロ野球12球団の試合全てを、地上波、CS、ラジオ、ネットを駆使して同時にチェックしていた母のことですから、そんなことを知らなかったはずはありません。

 

まさに坊主憎けりゃ・・・です。

 

後年、かつてのジャイアンツ至上主義者だったことなんかまるで無かったかのように、熱狂的ロッテ原理主義者に転向した母ですが、それによって(ロッテにとっての功績者である)金田への想いに変化はあったのでしょうか?

 

残念ながらもう今母にそれを聞くことは適いません。

 

福浦が引退した時に、「母さん・・・福浦引退しちゃったよ・・」と天につぶやきましたが、今回も「おいおい金田さん死んじゃったよ」とつぶやきかけて、「あ・・そっちでそのうち会うか」と思い直したのでありました。

 

| kushitanimeit | - | 12:21 | - | - | pookmark |